Interactive Voice Response
日本でもっとも有名なIVR(自動音声応答装置)といえば、日本郵便のそれではないでしょうか。
不在でお渡しできませんでしたというお知らせを受け取ってから郵便物がどうなっているか電話をかけるかと思います。
電話がつながりますとお知らせに書かれている番号をインプットするようにとのメッセージが流れます。
その番号を打ったのち、受け取りたい日と時間をインプットします。
日本郵便の場合、IVRが収集した消費者の回答はデーターベースに蓄積され、
郵便配達人が荷物を届けてもらいた望みの時間帯を確認することになります。
クリック・クラウドのIVRでは応答メッセージ再生に制限はなく、お客様が打ち込んだものを蓄積したり、データベースの重要情報を検索したり、
お客様に回答したり、通話をオペーレーター部門あるいは特定のオペレータ―につないだりもできます。
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生身のオペレータのいない自動コールセンター
場合によっては(終業後、休憩時間、休日など)コールセンターにオペレーターがいない時でもお客様の電話を受けたいことはあります。 そのようなときにはIVRのスクリプトステップフローをシステム化して「システムエージェント」とでも呼べるもの作動させることができます。
機微情報はIVRで受ける
もしコールセンターに厳しいセキュリティーを敷き、コールセンターのオペレーターが(クレジットカードの詳細などのような)機微情報をお客様から直接収集することを避けたい時などは
IVRエージェントを使って情報収集が可能です。IVRで情報収集をし、必要なコントロールをパスした後、本物のオペレーターにつなぎなおせばいいのです。
このような機能を使えばオペレーターが、機密情報にアクセスできないので、在宅勤務も可能とします。
IVRスクリプト編集ワークフロー
IVRオペレーターが行うすべてのやり取りはスクリプト設計編集部門で定め、クリック・クラウドのサーバーに記載します。All actions to be performed by IVR Agent can be specified in the Script Designer editor, and then published to Klik Cloud server.
IVRとの間での制御のやり取り
今までのIVRは通話開始時に使われ、そのあと、ひとたびオペレーターにつながったら、IVRシステムに戻すことはできませんでした。
クリック・クラウドシステムでは、データーインプットの際、エージェントスクリプトから、IVRスクリプトに制御を渡すことができ、
そののちIVRでの作業終了後に本当のオペレーターに通話をつなぎ戻せます。